先日のニュース番組内で、「格安中古マンション」に関する特集が組まれていました。
築年数が古く、500万円を下回る価格の中古マンションが市場に出回っているとの内容でした。
そのテレビを見て、「名古屋市内ではどのような傾向になっているのか」、興味がわき、実態を調べてみようと思い調査を行ってみました。
条件は特集と同様に、「500万円を下回る価格」の販売中物件としています。
調査方法は、不動産業者間の物件情報データベースである「レインズ」を利用しました。500万円未満の販売価格の物件情報(2月2日時点で登録されている販売中物件)を集め、そのデータを分析してみました。
調査項目は4つとし、傾向をみてみたいと思います。(物件数 150件程度)
まず今回は築年数の傾向をご紹介致します。
20年未満 0%
20年以上30年未満 30%
30年以上 70%
平均 35年
ある程度年数が経過した物件が中心となり、築20年未満の物件はありませんでした。平均すると築35年です。
築年数は想像通りの結果となりましたが、それ以外の調査項目はどのような結果になるのでしょうか。次からは、「間取り・専有面積」、「駅からの距離」、「所在地」と傾向を見ていき、名古屋市内の「格安中古マンション」の実態を探っていきたいと思います。
次回は「間取り・専有面積」についてご紹介いたします。