不動産コンサルタントのつぶやき

名南財産コンサルタンツ 不動産事業部 公式ブログ

不動産情報ライブラリ

国土交通省の「不動産情報ライブラリ」が、令和6年4月より運用を開始しました。パソコンの他、スマートフォンやタブレットからも無料で閲覧できます。
国や各自治体がバラバラに公開している不動産関連の情報を集約したサイトで、不動産の取引価格、地価公示等の価格情報や防災情報、都市計画情報、周辺施設情報など、不動産に関する情報が閲覧することができる他、国税調査や将来推計人口なども同サイトで確認できます。
取引価格も手軽に閲覧することができますので、ハザードマップの確認のついでに、居住地の相場を確認してみるのも良いと思われます。

【不動産情報ライブラリ】https://www.reinfolib.mlit.go.jp/

地震地域係数の見直し議論

前回記載した地震地域係数について、能登地震をきっかけに見直しを行う動きがでています。

前回のブログ

今回の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の珠洲市、輪島市、能登町、穴水町は
いずれも地震地域係数が0.9となっており、また過去の熊本地震で被害を受けた熊本県においても、
地震地域係数は0.8もしくは0.9となっていることから、今回の見直しの議論となったようです。

前回のブログでも記載した通り、最大値を1.0として、地域によって係数が割り引かれているものです。
この係数は昭和27年に制定され、昭和53年の改正を経たものであり、制定されてから時間が経過しています。
調べてみると、熊本地震の後に国会でも係数の見直しが質疑されたことがあるようです。
当然、日本を取り巻く地震事情も当然に変化しており、いずれにしても「地震を前提としたあるべき姿」のための係数として、しっかり議論されることを望みます。

令和6年地価公示発表

国土交通省は、3月26日に令和6年地価公示を発表しました。
その概要は、景気が緩やかに回復している中、地域や用途により差があるものの、
三大都市圏・地方圏ともに上昇が継続・拡大し、上昇基調を強めているとのことでした。
なお、個人的に気になった特徴的な結果は以下のとおりです。

最高価格 東京都中央区銀座4丁目2番4 55,700,000円/㎡(+3.5%)
     (山野楽器銀座本店)  (184,132,000円/坪)

上昇率 1位 熊本県菊池郡大津町大字大津字拾六番町屋敷1096番2外 77,000円/㎡(+33.2%)
全用途 2位 熊本県菊池郡菊陽町大字津久礼字石坂2343番2 95,500円/㎡(+30.8%)
    ※JASM(TSMCの子会社)による半導体の生産開始を見据え(令和6年2月生産開始)、
     多くの関連企業等が進出し、多岐にわたり土地需要が旺盛。
    4位 長野県北安曇郡白馬村大字北城字山越4093番2 22,400円/㎡(+30.2%)

上昇率 1位 北海道富良野市北の峰町4777番33 49,500円/㎡(+27.9%)
住宅地 ※白馬村と富良野市は、観光やリゾートを堪能できるエリアとして、外国人に人気であり、
     土地需要が旺盛。ともに「第二のニセコ」と呼ばれることも。

下落率 2位 石川県珠洲市上戸町北方弐字80番1 34,100円/㎡(△8.3%)
全用途 3位 石川県珠洲市飯田町弐九部12番 11,100円/㎡(△8.2%)
    ※地価調査は令和6年1月1日時点の地価であり、同日発生した能登半島地震の影響は考慮
     されておりません。

二極化(上昇・下落)が鮮明になる一方で、下落地域の中でも何かしらの特殊要因により需要が
急増し、一転して上昇率上位となる地点がある状況であり、下落地域については、地道な地域振興
活動が非常に重要であると実感しております。
※上昇率上位の中には、数年前まで毎年下落していた地点があります。
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