先月、某会社のお客様向けに不動産投資に関するセミナーを行いました。
依頼者である某会社は、不動産投資を促すような内容を期待していたかと思いますが、
実際には、不動産投資を否定せず、注意を促す内容でした。
※セミナー講師の依頼があった時点で、某会社には注意を促すような内容になることは
お伝えしてありました。
セミナー終了の数日後、不動産投資に警鐘を鳴らすような特集を組んだ週刊誌が発売され、
その週刊誌の紙面広告を見た時、色々な思いがよぎると同時に、少しほっとしました。
唐突であり、意味不明な箇所があるかもしれませんが、セミナーの纏めをそのまま
掲載させて頂きます。
不動産投資の参考になれば、幸いです。
◇不動産投資の目的を明確にする。
◇目的を考慮したうえで投資時期を判断する。
〇自己資金(少額の借入金を含む)で投資する場合、不動産市況が冷え込んだ時期が良い。
〇借入金で投資する場合、不動産市況が過熱する前が良い。
(冷え込みと借入が難しくなる ⇒ 借入が難しくなると冷え込む)
〇相続対策等で時間的な制約がある場合、投資リスクを上回る税メリット等が期待できるか
否かで判断する。
◇税を理解し、不動産投資に上手く利用する。
◇不動産投資はインカムゲイン(分配金等)とキャピタルロス(売却損)を予測したうえで
容認可能なリスクを考慮して判断する。
(建物価値は年々下がるため安易なキャピタルゲインは期待しない)
◇一定期間経過後の売却を想定して不動産投資を有期で判断する。
◇不動産投資による過度な税対策は行わない。
(不動産投資は容認可能なリスクの範囲内で行う)