分譲マンションの売れ行きを表す一つの指標として、
「初月契約率」という数字があります。
新聞等でも記事にされる数字ですが、おおよそ
70%前後の数字となっていることが多く、この数字だけ聞くと
「販売初月で70%も売れているのか」と捉えてしまいがちな数字です。
実はこの「初月契約率」は、全体の戸数に対しての数字ではないことは
ご存知でしょうか。
「初月契約率」の算出方法は下記の通りとなります。
「販売初月に売り出された戸数:A」 ÷ 「Aのうち契約した戸数」
この「販売初月に売り出された戸数」は、あまりピンとこない方も多いと思います。
分譲マンションの場合、一般的には「期分分譲」という販売手法がとられており、
販売のタイミングを分けて販売されています。
例えば100戸のマンションの場合、
第1期 販売戸数 50戸
第2期 販売戸数 20戸
第3期 販売戸数 20戸
最終分譲 販売戸数 10戸
といった形で分けて販売されることが多く、上記の「初月契約率」の分母となる「A」の数字は、
上記の例でいうと、「第1期 50戸」ということになります。
したがって、「初月契約率70%」というと、
第1期販売戸数 50戸に対して70%なので、35戸を契約した
という計算になり、全体の100戸に対しては35%の契約率となります。
「初月契約率」は販売の好不調を示す数字ではありますが、あくまで
第1期に販売された戸数に対しての数字ですので、そのままの数字を
全体として捉えることはできません。
こういった発表されている数字の根拠を探ってみると、より情勢が分かりやすいかと思います。
「初月契約率」という数字があります。
新聞等でも記事にされる数字ですが、おおよそ
70%前後の数字となっていることが多く、この数字だけ聞くと
「販売初月で70%も売れているのか」と捉えてしまいがちな数字です。
実はこの「初月契約率」は、全体の戸数に対しての数字ではないことは
ご存知でしょうか。
「初月契約率」の算出方法は下記の通りとなります。
「販売初月に売り出された戸数:A」 ÷ 「Aのうち契約した戸数」
この「販売初月に売り出された戸数」は、あまりピンとこない方も多いと思います。
分譲マンションの場合、一般的には「期分分譲」という販売手法がとられており、
販売のタイミングを分けて販売されています。
例えば100戸のマンションの場合、
第1期 販売戸数 50戸
第2期 販売戸数 20戸
第3期 販売戸数 20戸
最終分譲 販売戸数 10戸
といった形で分けて販売されることが多く、上記の「初月契約率」の分母となる「A」の数字は、
上記の例でいうと、「第1期 50戸」ということになります。
したがって、「初月契約率70%」というと、
第1期販売戸数 50戸に対して70%なので、35戸を契約した
という計算になり、全体の100戸に対しては35%の契約率となります。
「初月契約率」は販売の好不調を示す数字ではありますが、あくまで
第1期に販売された戸数に対しての数字ですので、そのままの数字を
全体として捉えることはできません。
こういった発表されている数字の根拠を探ってみると、より情勢が分かりやすいかと思います。