関西地方を中心に暴風雨や高潮による甚大な被害をもたらした台風21号。
愛知県と三重県で死者が発生するなど、東海地方にも甚大な被害をもたらしました。

弊社では、JR利用者は11時、それ以外は12時に退勤するよう指示が出ました。
過去、台風等の影響で、定時前に退勤したことはありましたが、
今回が一番早い退勤時刻であり、一番強制力が強いものでした。

私は12時に退勤し、自宅で台風を待ち構えることになりました。
今まで、明るい時間帯に自宅で台風を待ち構えたことがなかったこともあり、
強風に脅威を感じました。

台風が近づくにつれて、どこからか色々な物が強風で飛ばされてきました。
一番多く目にしたのは、カーポートのポリカーボネート板でした。
過去の台風で、隣家の瓦が私の車のリアガラスを割り、車内まで飛んできたことがあったので、
強風で飛ばされる物を目にする度に、外に出てその飛ばされた物と車の安全を確認していました。
その時、何らかの目的で外に出ると、飛ばされた物が激突し、負傷する可能性があると感じ、
車より自身の身体を大事にしなければと思いました。
しかし、その後も外に出続けました。

東日本大震災以降、毎年のように、日本のどこかが、自然災害により甚大な被害を
受けているような気がします。
また、今年だけでも、“過去最大”や“何十年振り”という言葉で大雨や強風の規模を
表現したことが何度かありました。
地球温暖化の影響で、過去に起こり得なかったことが、起こり得る時代になったのかもしれません。
これからは、過去の経験を生かしながら、それ以上を想定したうえで、対処することが
求められるようになるのかもしれません。

最後になりましたが、被害を受けた皆様にお見舞い申し上げます。