7月10日から15日まで(日本時間)、4泊6日でニューヨークに行ってきました。
旅行の目的は、観光ではなく仕事(研修旅行)です。
勘の良い方は、お気付きかもしれませんが、運よく?マンハッタンで起きた
大規模停電に遭遇したのです。
大規模停電は、現地時間で13日(土)の午後7時頃発生しました。
私がマンハッタンの街を歩き回っていた頃、停電が発生しましたが、
停電が起きたエリアが比較的狭域であり、また、ニューヨークは日本よりも
日が長いため、しばらく停電には気付きませんでした。
歩き回っているとき、信号が消えていたので、“あれ?”と思いましたが、
当日、その道(5番街/南北の道を○○街、東西の道をストリートと言うようです)は、
17時位まで歩行者天国となり、露店が並んでいましたので、その影響であると
考えていました。
しかし、しばらく歩いていると24時営業の店舗が閉まっていたり、
飲食店が非常に暗かったりしたので、“もしかして停電?”と思い始めるように
なってきました。
ニュースでも報じられていましたが、公演が中止となるミュージカル等もありました。
ちなみに、米倉涼子の“シカゴ”も中止となりました。
日本であれば、何かしら混乱を招くところですが、ニューヨーカーは一味違いました。
なんと、停電という珍しい出来事を楽しんでいたのです。
中止になったミュージカル等の中には、屋外で公演を行っているところもあり、
かなり盛り上がっていました。
私は、盛り上がりを感じることは出来たのですが、背の高い人ばかりなので、
音でしか感じ取ることが出来ませんでした。
その後、ホテルに戻るとエレベーターが停止しているため、フロントに人が
溢れていました。
しかし、ここでも大きな混乱は起こっていませんでした。
私は、フロントで2時間以上待機していましたが、ホテル側からこれといった説明なく、
時間ばかりが経過していき、また、翌日は帰国する日であったため、
高層階の部屋まで階段を昇っていきました。
部屋に戻ってから30分程度経った頃、部屋が突然明るくなりました。
エレベーター復旧には、そのしばらく後であったため、階段で昇ったことに
後悔はありませんでした。
取り留めない話ですが、停電を通じで、日本人とニューヨーカーの違いを実感しました。
(何事もプラス思考になれば、人生はより楽しくなると思いました。)