2019年度の宅地建物取引士試験の合格発表が、2019年12月4日に行われました。
宅地建物取引士の資格は受験資格の制限が無く、誰でも受験できることや、不動産業界
以外の業種でも役に立つこともあり、毎年約20万人が受験する国家資格です。

今年の合格点は35点以上となっており、合格率は17.0%でした。

実施年度 合格点
2019年  35点以上
2018年  37点以上
2017年  35点以上
2016年  35点以上   
2015年  31点以上  

この宅地建物取引士の試験で出題される項目は下記のようなものがあります。
①民法
②法令上の制限
③税制
④宅建業法
⑤その他土地建物に関する知識

主に不動産取引に関する知識(宅建業法)や、取引に付随する民法の知識、都市計画法や
建築基準法等、法令上の制限の知識等、不動産取引の専門家として必要な知識が問われる
試験です。

不動産の仕事に携わる方には必要な資格だと思いますが、そうでない方にとっても取得
していて良い資格だと思います。来年の試験はまだ先ですが、ご興味のある方は一度、
試験内容を調べられてみてはいかがでしょうか。
(本年も大変お世話になりました。来年も一年、宜しくお願い致します。)