5月27日に丸井グループのHPで渋谷マルイの建替えがニュースリリースされました。
ニュースリリースによると渋谷マルイは2022年8月28日(日)で営業を終了し、
建物解体後、2026年の開業に向けて、建替え工事を行う予定です。
建替えにより渋谷マルイは、構造の約60%に耐火木材などの木材を使用した日本初のサステナブルな
本格的な木造商業施設に生まれ変わるようです。
私にはそこまでの認識はなかったのですが、木は、製造過程でCO2を排出する鉄に比べ、
成長過程でC02を吸収するため、環境負荷をかけない素材といえ、鉄骨造で建替えた場合と比較して、
約2,000tのCO2排出量を削減できる見込みとのことです。
なお、開店後も再生可能エネルギー由来の電力を使用するなどして、環境負荷軽減を促進するようです。
今更ですが、近年、木造ビルを建築する会社が増加している理由がよく分かりました。
古い話ですが、渋谷マルイは、1980年代のDC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドブームの
象徴であり、バーゲン初日には、その行列が宮下公園まで連なっていたように記憶しています。
その宮下公園は、2020年に商業施設(ミヤシタパーク)に生まれ変わり、時代の流れを感じます。
“丸井の赤いカード”が懐かしいです…

丸井グループHP https://www.0101maruigroup.co.jp/