先日、部屋の衣替えをしているときのお話です。
衣替えをしていると収納に関する消耗品(ガムテープやゴミ袋)や
家電の買い替えを行っている際に気が付いたのですが、
同じ商品を同じ価格で購入しても、品質が劣化しているなと感じることが
多々あります。

例えばガムテープ、同じ価格のものでも、新しく購入すると
全然分厚くなく、セロテープの延長程度の厚さしかありません。
また、家電も同じ商品を購入する場合、大体は同じものではなく
リニューアルされているのですが、リニューアルと言いながら
プラスチックが薄くなったり、明らかにコストダウンしただろうなという
ことが分かります。

この流れは住宅建築にも波及しており、「高くて高級なもの」が良いものではなく、
「環境保護を考えているもの」が良いものであるとの意識の変化も出てきています。
細かい部分で言えば電灯のスイッチの素材がプラスチックから樹脂材に変わったり、
これも時代の価値観の変化だと感じます。

もちろん円安・コスト高による影響も大きいと思いますが、考え方を変えれば
SDGSの考えに沿っている側面もあるなと感じます。
使う資材が少なくなればそれだけ地球環境資源の保護にもなりますし、
そういった考え方も一つだなと感じています。
(日本の品質が落ちたなと悲しい気持ちもなくはありませんが。。。)