今年の春の話題ですが、アメリカ「タイム」誌の2023年版「世界最高の旅行先50」に、京都とともに名古屋が選出されました。選出方法は、同誌の国際特派員、寄稿者らにより決められたとのこと。
テレビ塔をリノベーションしたホテル「ザ・タワーホテルナゴヤ(名古屋市中区錦3)」が紹介されていましたが、サントリー 知多蒸溜所(知多市)やジブリパーク(長久手市)が主だって紹介(その他の名古屋の観光地は?)されていました。
名古屋が注目されることは喜ばしいことで、インバウンド需要等により、さらに活況をていするかもしれません。
また、愛知県と名古屋市は共同で、外国人旅行者(特に裕福層)を取り込もうと、「高級ホテル立地促進事業費補助金」制度を設け高級ホテルの誘致を進めています。
補助を受けるには、客室面積・客室数等の諸条件をクリアする必要がありますが、条件を満たせば開業に必要な資金の一部(最大20億円)の補助金を受け取ることができます。
2023年7月1日に開業した「TIAD,オートグラフ コレクション(名古屋市中区栄5)」、2025年春の開業予定の「エスパシオナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3)」、2026年夏の開業予定の「コンラッド名古屋(名古屋市中区錦3)」が、既にこの補助金の認定を受けたとのことで、高級ホテルが名古屋でそんな必要?と筆者は懐疑的な見方をしてしまいますが、今後の動向については注目していきたいと思います。