以前から、東京は不動産業者の転売物件が多かったですが、
近年、名古屋でも不動産業者の転売物件が増えてきました。
現在、名古屋では各種不動産の専門買取転売業者が多く存在しています。

○土地
○収益物件(賃貸マンション・アパート・ビル 等)
○分譲マンション
○中古戸建

最近では、購入した土地を区画割した後、建築条件なしで単純に
土地を販売する建売業者が出現し、最寄駅から徒歩圏内の売地に占める
転売物件の割合が増加傾向にあります。
※好立地の売地ほど、転売物件の割合が高い傾向にあります。

また、築後30年程度経過した分譲マンションの売物件に占める
転売物件の割合はかなり高いものと推測されます。
※分譲マンション・中古住宅は、リノベーションを含む改修工事実施後、
 販売されるケースが多いです。

不動産の売出価格は、近隣や類似不動産の成約・売出事例を参考にして
決定する場合が多いため、転売とそれ以外の物件の価格差は徐々に縮まってきます。
よって、現在の名古屋の不動産価格を牽引しているのは、転売物件と言っても
過言ではないかもしれません。

ちなみに、転売とそれ以外の物件の価格が同程度であれば、
転売物件を購入されることをお勧めします。
※転売物件は、購入者が不動産業者以外の場合、2年以上の契約不適合責任が付保されます。