不動産コンサルタントのつぶやき

名南財産コンサルタンツ 不動産事業部 公式ブログ

2015年01月

発展を遂げる東京湾岸エリアとマンション購入

 先日、東京出張の際、豊洲駅から「ゆりかもめ」に乗車する機会がありました。「ゆりかもめ」は新橋駅と豊洲駅を結ぶ新交通システムで、台場や有明といった臨海副都心を走っています。

 同線は全線高架であることから、車窓からは湾岸エリアのダイナミックな風景が広がります。既存のタワーマンション群に加えて豊洲や晴海では新たなタワーマンションの建設が相次いでいますし、築地から移転予定の豊洲新市場も工事が進んでいるようです今でさえ、日本中の富がこのエリアに集められているのではないかとの錯覚すら抱いてしまうほど集中投資が行われているこの湾岸エリアですが、2020年に開催予定の東京オリンピックでは、このエリアにメインスタジアムや選手村などが建設され、今後さらに開発が加速することになりそうです。

 ただし、「ゆりかもめ」の車窓から眺めていても、住んでみたら意外と不便だと思われるような場所にマンションが建っていたりしますし、急激に人口が増えたエリアですので、保育所などのインフラ整備が追いついていないなどの問題もあるようです。また、オリンピック終了後は選手村として利用されていた宿舎が中古マンションとして売り出されることも予定されており、需給が崩れる可能性もないとは言えません。

 ご自身が住むにせよ、投資対象として検討するにせよ、ブームに踊らされることなく、慎重な見極めが必要になるといえそうです。

一年を通して中古住宅が最も売買される時期です。

中古住宅の売買は一年を通して行われていますが、一年のうち売買が最も活発化する時期は1月~3月です。

(公財)不動産流通近代化センターの平成25年9月から平成26年8月までの、「売り物件成約報告件数の最近の動向」によると、マンションは2月、一戸建は3月が一年を通して最も成約報告の件数が多くなっています。

やはり、転勤や入学など新年度を機に、引越を希望される方が多いのが理由なのではないでしょうか。

この時期に、住宅のご売却をお考えの方は、新年度を機に引越を希望される方へのアピールのためにも、早めにご売却の準備をすることをお勧めします。

初めまして。

初めまして、株式会社名南財産コンサルタンツ不動産事業部です。

業務の中で感じたことや、お役立ち情報などを、
不動産担当が週代わりでつぶやいていく予定です。

よろしくお願いいたします。

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