新聞を見ていると、「名駅 栄に迫る」との見出しで、名駅エリアと栄エリアの百貨店売上高が
JRゲートタワーの開業によりほぼ同等水準になるとの記事がありました。
記事では、1996年には栄3、名駅1の割合だったものが、2016年の売上にJRゲートタワーの売上見込を
足すと、ほぼ1対1になるとのことです。
リニアの開業もさることながら、名鉄の再開発も控えており、近い将来名駅の売上高が上回ると
予想されます。
不動産価格はどのようになっているのかを調べると、下記のようになっていました。
1998年と2017年の地価公示を比較してみることにしました。
(2017年の公示価格が近く、同様の用途地域であるポイントを比較してみます。)
名駅 中村5-1
所在地 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目601番
1998年 4,020,000円/㎡
2017年 8,600,000円/㎡
栄 中5-17
所在地 愛知県名古屋市中区栄3丁目501番1外
1998年 6,850,000円/㎡
2017年 7,500,000円/㎡
仮に2017年を1対1と計算すると、1998年時点では栄3、名駅2となります。
百貨店売上高と同様の対比は同じにはなりませんが、やはり名駅エリアの上昇率が高く、
地価も高くなっている状況です。
この流れは恐らく続くと思いますが、果たして20年後、どのように変わっていくのか気になるところです。