不動産コンサルタントのつぶやき

名南財産コンサルタンツ 不動産事業部 公式ブログ

2018年05月

謝罪の方法

某大学のアメフト部の反則問題について、最近はニュースで見ない日が
ありません。
指示をしたのかしなかったのか、どのように言ったのか、真相究明は
まだ時間がかかりそうですが、私も高校時代に種目は違えどタックルを受ける
ラグビーをしていました。試合中にタックルを受けて、脳震盪で記憶を短時間失った
経験がありますので、無防備の背中からタックルを受けるとどれだけ衝撃があるかは
想像がつきます。(どう考えても無傷で済む衝撃ではありません。。。)

日々関係者が謝罪会見を行っている様子が報道されていますが、
こういった謝罪会見を見ていると、謝罪方法一つで全くその後が
変わるなと感じます。
特に今回は謝罪として受け止められる方法、受け止められない方法が
見事に分かれており、謝罪する場面での対応方法について考えさせられます。

技術的な部分はネットや専門の技術的な本に色々書かれていますが、
やはりまずは「謝ること」が基本だと思います。

謝った結果、許すか否かは謝罪を受けた側次第ですので、それはまず考えず、
結果に対して謝り、本当の意味で「謝る」ことに専念したほうが結果が良い気がします。

特に最近は「謝れと言われたから謝る」といった形だけの謝罪が多いと感じますし、
そういった気持ちはすぐに相手に伝わってしまいます。
当たり前のことですが、謝罪とは「謝ること」です。その後のことは考えないほうが
良いでしょう。(もちろん改善策は必要ですが。)
当たり前のことを。。。と思われるかもしれませんが、最近の色々な謝罪を見ていると
余計にそう思うことが多くなりました。

新入社員の佐藤です。

4月に名南財産コンサルタンツに入社しました佐藤と申します。
今回、初めてブログを書かせていただきます。

私は不動産鑑定士の資格を取得することを目指しております。
不動産鑑定士という資格は弁護士や税理士といった資格と比べるとあまり知られていないので簡単に説明させていただきますと、不動産鑑定士は不動産の適正な価格を導き出すプロフェッショナルです。
不動産鑑定評価業務は、不動産鑑定士の独占業務となっています。また不動産鑑定評価だけでなく、コンサルティング業務も行います。

私が不動産鑑定士を目指そうと思ったのは、宅地建物取引士資格の取得をきっかけに、不動産の世界に興味を持ったためです。
不動産業界がどのような状況なのかを調べていたときに、日本の不動産に対し今まで約900兆円の投資がされてきた一方、現在は約400兆円の価値しか残っていないという問題や、所有者不明の土地の面積が九州とほぼ同じ面積だという問題が存在することを知りました。

こうした問題に対し、不動産のプロフェッショナルである不動産鑑定士として問題解決のために、少しでも役に立つことができないかと思いました。

そして、5月13日の不動産鑑定士試験(短答式)を受験して参りました。
しかし、対策が不十分で、自己採点の結果、短答式試験の通過はできなさそうです。あらためて、不動産鑑定士試験の壁は厚いと感じました。

しかし、諦めずに一年間で上位との差を詰めていき、短答式試験に合格し、そのまま論文式試験を突破できるように勉強を進めていきたいと思います。
もちろん、仕事も覚えることばかりですので勉強と仕事を両立できるように頑張って参ります。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

キャッチ!

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 先日、ある飲み会に参加しました。飲み放題の1次会で程よく酔っ払ったご一行。もう一軒行こうとなるのは自然の流れです。ただ、誰も気の利いた2次会の店を知っているでもなく、路上でたむろしていると学生風の客引き(キャッチ)がすぐに寄ってきて居酒屋の案内を始めます。個人的には、キャッチに案内されるお店は…な感じのものが多く、我々がお店に支払う飲食費のうちいくばくかが彼らにキックバックされることを知っているのでついていくことはないのですが、このときは誰かがキャッチに促されるままに連れていかれたので私もついていくことにしました。

 で、案内された居酒屋というのが、ある意味感動的なものでした。「完全個室居酒屋」と銘打っているものの、ホームセンターで買ってきたような板張りのような内装で間仕切られているだけで、上部に目を向けると天井はスケルトン状態で空調機や火災報知機はむき出しのまま(オシャレなカフェのように敢えてそのようにしているのではないということが丸わかり)で、まるでどこかの詰所の中で飲んでいるかのような気分に浸ることができました。

 ただ、2次会ということもあり、食べ物や飲み物に美味しさを求めるわけではなく、ましてやお店の雰囲気というものを気にするわけでもなく、酔っ払って同行者とワイワイやる分にはまあ問題はありません。なお、支払いについては偉いさんにお任せしたので金額が高いのか安いのかはわかりません。ちなみにそのお店は最近建てられたと思しき飲食ビルの2階に入居しており、敢えてチープな内装にすることにより初期投資を抑え、キャッチを総動員することにより、何も考えていない酔っ払いたち(特に団体客)を連れ込み回転させる、というビジネスモデルなのかな、と酔っ払ったアタマで考えていました。

 最近、名駅地区では、特に桜通の北側の名駅3丁目エリアにおいて飲食店が国際センター方面に向けて増殖していっているような印象を受けます。その分、飲食店間の競合も激しくなっており、これといった特徴のない店はキャッチを使って自店に客を呼び込もうとします。一方、キャッチはキャッチで歩合制であることから客を案内すればするほど自身の取り分が増えるため、学生を中心に割のいいバイトとして認識されているようです。ただ、客としてはキャッチから声を掛けられること自体煩わしいですし、連れて行かれた店が残念だった場合の喪失感も半端ありません。また、キャッチを使わず健全に営業している飲食店から客を奪うような行為も行われており問題となっているようです。

 名古屋市ではこれまでこういったキャッチ行為を直接規制する条例はありませんでしたが、去る4月1日に「名古屋市客引き行為等の禁止等に関する条例」が施行されました(但し、強制力を伴う規定が施行されるのは10月1日から)。個人的には、飲食店はキャッチなどに頼るのではなく、あくまで味やお店の雰囲気で客を引き込むべきだと思っています。そういった意味では、こういった条例の施行は歓迎すべきであると考えます。

  名古屋市HP 「名古屋市客引き行為等の禁止等に関する条例を制定しました(平成30年4月1日施行)」

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