住宅を購入するときに、金融機関で住宅ローンを組むことが多いと思います。
住宅ローンは金融機関から借り入れをしますので、借入に際して金融機関の審査が
あります。モデルハウスやモデルルームに訪問すると、担当営業の方から「ご年収」や
「自己資金」を質問されることが多いと思いますが、これは借り入れの審査に必要な情報なので
あります。モデルハウスやモデルルームに訪問すると、担当営業の方から「ご年収」や
「自己資金」を質問されることが多いと思いますが、これは借り入れの審査に必要な情報なので
確認されます。
ではこの審査基準は、いったいどのような基準になっているのでしょうか。
審査基準は金融機関によって違いがありますが、一般的には下記の情報をもとに審査されます。
・ご年収(会社員の方であれば源泉徴収票の「支払金額」に記載されています)
・自己資金
・勤続年数
・他の借り入れ(車のローン等)の有無
・返済比率
この中でも重要な判断材料となる「返済比率」についてご説明します。
「返済比率」とは、「一年間の借入返済額の年収における割合」のことです。
これは年収に対して返済額がどれくらいの割合なのかを見て、返済に無理がないかを
確認しています。返済比率が低ければ低いほど、返済に余裕があるとの見方ができます。
返済比率の計算式は下記の通りです。
これは年収に対して返済額がどれくらいの割合なのかを見て、返済に無理がないかを
確認しています。返済比率が低ければ低いほど、返済に余裕があるとの見方ができます。
返済比率の計算式は下記の通りです。
返済比率(%)=一年間の返済額(他の借入金の返済額も含む)÷年収
例えば、年収500万円、一年間の返済額が100万円の場合は、
100万円 ÷ 500万円 = 20%
となります。
金融機関ごとに返済比率の上限が決まっており、その数値は一定ではありませんが、
住宅金融支援機構が扱う「フラット35」では、年収400万円以上の場合35%となっています。
住宅金融支援機構が扱う「フラット35」では、年収400万円以上の場合35%となっています。
借入の審査は総合的に判断されますので、返済比率が上限以内に収まっていれば
必ず審査に通るわけではありませんが、重要な判断材料となっています。
必ず審査に通るわけではありませんが、重要な判断材料となっています。
住宅ローンの支払いに無理がないかを把握する意味でも、返済比率を知ることは
住宅を購入される際の検討材料の一つになると思います。
住宅を購入される際の検討材料の一つになると思います。
※住宅ローンの審査基準は金融機関によって違います。詳しくは金融機関にご確認ください。