セキュリティについて相談を受けることがありました。
防犯やセキュリティについて検討することは確かに必要だなと考え、
いろいろ話をしたのですが、そもそも「防犯」するためには何に対する対策なのか、
それを知らなければ始まらないと考えました。
例えば「セキュリティ」というと、防犯センサーや防犯カメラを想像しますが、
いざ侵入窃盗があった場合、センターが反応し、警備会社に通報がいったとしても、
身を守ることにはなりません。また、カメラも犯人を追跡するには良いですが、
事件が発生してしまうと、その場の対処という意味では、対策としては違うのかと
考えてしまいます。
となると、結論としては「侵入させないように対策する」が一番なのかなと
親との話の結論となったわけですが、では統計的には、侵入される場合、
どのような傾向があるのか、気になって調べてみました。
(決してセキュリティ対策が悪いというわけではなく、今回の話の主旨からすると、
少し違うかなとの結論になったわけです。)
まず、侵入手段ですが、
1位 無締り
2位 ガラス破り
3位 不明
となっています。
また、侵入経路は住宅の形態によって違いますが、
①一戸建て
1位 窓
2位 その他の出入り口
3位 表出入り口
②共同住宅(4階以上)
1位 表出入り口
2位 窓
3位 不明
となっています。
(情報元:警視庁HP https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)
基本的に皆さんの想定とおりの結果だと思いますが、いずれにしても
○戸締りをしっかり行う。
○侵入対策であれば防犯性の高いガラス等を検討する。
→その一環として、威嚇の意味でも防犯カメラを設置する。
といった基本的な対策が一番なのかと感じています。
鍵については、人によってはあまり日中は鍵をかけないというかたも
いると聞きます。防犯の基本は戸締りですので、普段からそういった基本的な
部分を意識して防犯していきたいと感じています。