不動産市況についても二極化が進み、優良不動産については価格上昇を続ける一年となりました。
今年は「新型コロナへの対策見直し」や「次期日銀総裁による金融緩和の方向性」、「ウクライナ戦争の行方」、「インボイス制度の開始」等、今後の景気に影響を与える注視すべきトピックスも多くあり、予断を許さない状況です。
最後になりますが、皆様にとって2023年が素晴らしい一年になることを祈念いたします。
名南財産コンサルタンツ 不動産事業部 公式ブログ
4月に名南財産コンサルタンツに入社しました佐藤と申します。
今回、初めてブログを書かせていただきます。
私は不動産鑑定士の資格を取得することを目指しております。
不動産鑑定士という資格は弁護士や税理士といった資格と比べるとあまり知られていないので簡単に説明させていただきますと、不動産鑑定士は不動産の適正な価格を導き出すプロフェッショナルです。
不動産鑑定評価業務は、不動産鑑定士の独占業務となっています。また不動産鑑定評価だけでなく、コンサルティング業務も行います。
私が不動産鑑定士を目指そうと思ったのは、宅地建物取引士資格の取得をきっかけに、不動産の世界に興味を持ったためです。
不動産業界がどのような状況なのかを調べていたときに、日本の不動産に対し今まで約900兆円の投資がされてきた一方、現在は約400兆円の価値しか残っていないという問題や、所有者不明の土地の面積が九州とほぼ同じ面積だという問題が存在することを知りました。
こうした問題に対し、不動産のプロフェッショナルである不動産鑑定士として問題解決のために、少しでも役に立つことができないかと思いました。
そして、5月13日の不動産鑑定士試験(短答式)を受験して参りました。
しかし、対策が不十分で、自己採点の結果、短答式試験の通過はできなさそうです。あらためて、不動産鑑定士試験の壁は厚いと感じました。
しかし、諦めずに一年間で上位との差を詰めていき、短答式試験に合格し、そのまま論文式試験を突破できるように勉強を進めていきたいと思います。
もちろん、仕事も覚えることばかりですので勉強と仕事を両立できるように頑張って参ります。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。