不動産コンサルタントのつぶやき

名南財産コンサルタンツ 不動産事業部 公式ブログ

可児

JR東海の新CMのロケ地の1つはJPタワー名古屋?

JR東海が東海道新幹線を利用するビジネスパーソン向けに新しいキャンペーンを始めました。

「会いにいこう」というキャンペーンで、俳優の賀来賢人が東海道新幹線で出張するシーンのCMが頻繁に流されているのでご覧になられた方も多いのではないでしょうか。



CMで流されている曲は歌手のUAが歌う「会いにいこう」という曲で、夏ごろからは東海道新幹線の車内チャイムもこの曲に切り替えられる予定です。


東海道新幹線の品川駅が開業した2003年以来約20年使われてきたTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!(アンビシャス ジャパン)」は姿を消すことになります。


このCM、仕事という日常のなかで出張という少しだけ非日常的なできごとの期待感やワクワク感をうまく表現しており非常に秀逸だと思うのですが、個人的に目を見開いてしまったのが0:50のシーンです。

なんとロケが行われているのは、弊社が入居するJPタワー名古屋の2階ロビーのようなのです。


なぜJR東海の自社系のオフィスビルであるJRセントラルタワーズやJRゲートタワーではなく日本郵政のJPタワー名古屋でロケを行ったのかはよくわかりませんが、エスカレーターを上ったあの場所で人を出迎えているのは見たことがないな、とツッコミをいれつつ、このCMが流れるといつも見入ってしまう自分がいます。

パンダ部屋!?

どこの業界でもそうですが、業界特有の言い回しというか用語があります。もしかしたら不動産業界は、そういった特有の用語が多い業界のひとつかもしれません。

今回は、そんな特有な用語のひとつである『パンダ部屋』についてご紹介します。

私がはじめて『パンダ部屋』という用語を聞いたとき、正直ピンときませんでした。恥ずかしながらパンダのように白黒の内装の部屋を思い浮かべてしまいました。

勘が鋭い方ならお気づきかもしれませんが、『パンダ部屋』の”パンダ”は『客寄せパンダ』の”パンダ”です。

新築分譲マンションの販売において、そのマンションに興味を持ってもらうように販売価格を相場より安く設定したり、設備などの条件をよくしたりと、あたかも客寄せパンダのごとく売り出される部屋のことをいいます。

客寄せパンダなので、そういった部屋はいくつもあるわけでもなく、多くは低層階の専有面積がやや狭めの部屋に設定されることが多いようです。

また、客寄せパンダをすぐに放出してしまってはその後の販売に響くのでなかなか買いづらかったりすることもあるようです。

新築分譲マンションを検討される際、広告やパンフレットをじっと見ると他の住戸より安かったり、条件のよい住戸が見つかったりするかもしれません。

もしかしたらその部屋は『パンダ部屋』かもしれません。

新築分譲マンションを検討される際には知っておいてよい用語だと思いますので紹介させていただきました。

本年もありがとうございました

早いもので激動の2022年も終わりを告げようとしています。

今年の漢字 “戦”に象徴されるようにロシアによるウクライナへの軍事侵攻とそれに起因する原材料高に世界中が翻弄された1年でした。

また内外の長期金利差から円が売られ、1ドル110円台から150円台まで一気に下落しましたが、12月に入り日銀が異次元の金融緩和を修正する方針を打ち出すという大きなサプライズがあり、本原稿の執筆時点で1ドル132円台まで値を戻しています。

これまでわが国の不動産市場は低金利を背景に活況を呈していましたが、長期金利に先高感が出てきただけに2023年は不透明感が漂う展開となる可能性もありそうです。

2023年も名南財産コンサルタンツ不動産事業部のブログはみなさまにとって少しでもお役に立つ情報を発信して参ります。

本年は弊ブログをご覧いただきありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。

※年末年始休業のお知らせ
12月29日より1月4日まで年末年始休業とさせていただきます。
1月5日より通常営業を開始します。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

東京都臨海部の地下鉄新線計画

11月25日、東京都が地下鉄新線の事業計画案を公表しました。

報道などによると新線は東京駅から臨海エリアの有明・東京ビッグサイトまでの6.1kmを結び、事業費は4,200億~5,100億円で2040年ごろの開業を目指すとのことです。
将来的にはJR東日本の「羽田空港アクセス線」や「つくばエクスプレス」との接続も検討されるそうです。

今後、人口減少が見込まれるなかで地下鉄新線計画? という声も聞こえてきそうですが、全国から若年層を中心に人を引き寄せている東京都心部では当面は人口減少とは無縁で、今回の地下鉄新線の主な敷設エリアとなる中央区の将来推計人口は2015年と比べて2045年では約35%も増加すると予測されていることから、莫大な税金を投入しての新線計画には一定の合理性があるのかもしれません。

翻って、弊社のある名古屋では2011年3月に地下鉄桜通線の野並・徳重間4.2kmが開通して以降、地下鉄新線の開通はなく、今後の地下鉄新線や延伸の予定も皆無です。

すでに名古屋では地下鉄の路線網が完成されていると見るか、車社会だから仕方ないと見るか評価は分かれそうですが、都市としての勢いの差を感じさせるニュースではありました。

ジブリパークがいよいよ開業!藤が丘駅問題は再発するのか?

2022年11月1日に愛知県長久手市の愛・地球博記念公園にジブリパークがオープンします。

在名のテレビ局ではローカル番組で連日ジブリパーク開業の特集を組み、テレビCMも流されていて、目前に迫ったオープンに向け地元のボルテージは上がっていますが、懸念されている点もあります。

そのなかの一つが「藤が丘駅問題」が再発するのではないかという懸念です。

この「藤が丘駅問題」ですが、2005年に愛・地球博(愛知万博)が開催された際、万博会場への乗換駅である藤が丘駅で地下鉄東山線と愛知高速交通(リニモ)との輸送力の差から、同駅で多数の積み残しが発生、多くの人が駅に滞留してしまったというものです。

今回のジブリパークの開業により同じ問題が再発するのではないかということがいわれています。

しかし、個人的には「藤が丘駅問題」はあまり起こらないような気がします。

理由としては、ジブリパークは日時指定の事前予約制で、一日の来場者の上限が決まっているためです。

むしろ、懸念すべきは愛・地球博記念公園に向かう道路の渋滞激化ではないでしょうか。沿道にはイケアやイオンモールなどがあり、休日ともなれば激しい渋滞がすでに起きているところに今回のジブリパークの開業です。

ジブリパークの整備を行っている愛知県は自家用車での来場をできる限り避けてほしい旨呼びかけていますが、普段自動車使用ばかりで、電車に乗ることがほとんどない人も多い土地柄で、なかなか難しいのではないでしょうか。

ジブリパークのCMや広告は「ゆっくりきて下さい」と謳っています。たしかに焦らずに“ゆっくり”いくのがよさそうです。

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