不動産コンサルタントのつぶやき

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都市

名古屋と高級ホテル

今年の春の話題ですが、アメリカ「タイム」誌の2023年版「世界最高の旅行先50」に、京都とともに名古屋が選出されました。選出方法は、同誌の国際特派員、寄稿者らにより決められたとのこと。

テレビ塔をリノベーションしたホテル「ザ・タワーホテルナゴヤ(名古屋市中区錦3)」が紹介されていましたが、サントリー 知多蒸溜所(知多市)やジブリパーク(長久手市)が主だって紹介(その他の名古屋の観光地は?)されていました。
名古屋が注目されることは喜ばしいことで、インバウンド需要等により、さらに活況をていするかもしれません。

また、愛知県と名古屋市は共同で、外国人旅行者(特に裕福層)を取り込もうと、「高級ホテル立地促進事業費補助金」制度を設け高級ホテルの誘致を進めています。
補助を受けるには、客室面積・客室数等の諸条件をクリアする必要がありますが、条件を満たせば開業に必要な資金の一部(最大20億円)の補助金を受け取ることができます。

2023年7月1日に開業した「TIAD,オートグラフ コレクション(名古屋市中区栄5)」、2025年春の開業予定の「エスパシオナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3)」、2026年夏の開業予定の「コンラッド名古屋(名古屋市中区錦3)」が、既にこの補助金の認定を受けたとのことで、高級ホテルが名古屋でそんな必要?と筆者は懐疑的な見方をしてしまいますが、今後の動向については注目していきたいと思います。

マクドナルドが定義する“都心”とは?

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日本マクドナルド株式会社
は、2023719日(水)より都心部に立地する184店舗において適用価格を見直すことを公表しました。

これまでも空港や駅、遊園地、サービスエリアといった特殊な立地や都心部の一部の計40店舗では、賃料・人件費などの店舗運営コストを考慮して、ほかの店舗と異なる価格設定をしていましたが、範囲を東京・大阪・名古屋の三大都市圏の一部の店舗にも拡大、対象となる店舗は、全国3,000店舗の約6%にあたる184店舗になるとのことです。

対象となる店舗が日本マクドナルドのホームページに掲載されています。

https://www.mcdonalds.co.jp/media_library/20864/file.pdf

特殊立地店、都心店、準都心店という3区分で、特殊立地店は成田・羽田・関西の各国際空港や刈谷ハイウェイオアシスといった高速道路のサービスエリアなどに立地している店舗です。

都心店は、東京や大阪・京都が多くを占め、愛知県では栄オアシス21JR名古屋駅店名古屋エスカ店名古屋ゲートウォーク店サンシャイン栄店5店舗が対象となっています。

準都心店も東京が多くを占め、愛知県ではささしまマーケットスクエア店矢場町店金山店3店舗が対象です。

確かに愛知県で都心店となった5店舗はいつも混んでいるイメージがあります。

ただ、それだけ客数が多いということは集客効率がよく、むしろ郊外店の方が客数や人材確保などの面からコスト高になるような気がするのですが、そうではないようです。

値上げ幅については不明ですが、個人的にはこれを機にLLセットにするのをやめようと思いました。

「中日ビル」竣工

名古屋 栄を代表しランドマークとなる「中日ビル」が来月(7月)竣工します(全面開業は2024年春)。

地上33階、地下5階、高さ約170mの大型複合ビルで、形状は低層部(商業施設)・中層部(オフィス)・高層部(ホテル)の3ブロックに分かれ、階段状に積みあがったデザインとなっています。
先日、実際に見ましたが黒を基調とした外観には圧倒されます。

建替え前のビル内にあった「中日劇場」について、新ビルにも設けられると思い込んでいましたが劇場はありません。6階の「中日ホール(多目的ホール)」がこれに代わるものとなるのかもしれません。

「中日ビル」の竣工を皮切りに「栄広場(錦三丁目)」跡地にも、地上41階、地下4階、高さ約211mの大型複合ビルが2026年夏に開業が予定されています。
栄エリアにも高層ビルが順次建設され、それに伴い活況を呈する今後の街の動向は注目していきたいと思います。

鶴舞公園がリニューアルオープン

名古屋市の中心部にある鶴舞公園が5月27日(土)リニューアルオープンしました。

リニューアルされたのは、正面南エリア、秋の池エリア、熊沢山エリアの3エリアです。このうち、正面南エリアと秋の池エリアには飲食店を中心とした複数の店舗がオープンしました。

開業翌日の5月28日(日)に愛犬の写真を撮りに行きがてら様子を見に行ってきました。

園内全体が花見の時期のように人で溢れかえっていました。テレビのローカル情報番組によると普段の土日と比べて3倍の人出だったとのことです。

新しくオープンしたお店はどこもすごい行列だったので、人混み嫌いの私は早々に退散してきました。

今回の鶴舞公園のリニューアルは、平成29年に都市公園法の改正により創設されたPark-PFI制度を利用しています。

この制度は、公募された事業者が、飲食店や売店などの公園利用者の利便性が向上する施設を設置できる制度で、そこから生じる将来的な収益を活用して公園施設などの整備を行うことが可能になりました。

名古屋では小幡緑地や久屋大通公園で活用実績があり、特に久屋大通公園のPark-PFI「レイヤードヒサヤオオドオリパーク」は、名古屋の新たな観光名所となるほどのインパクトのある事業となっています。

今回の鶴舞公園のリニューアルもなかなかインパクトのある事業だと思います。しばらくして人混みが少しおさまったら、あらためてゆっくり行ってみたいと思います。

「ロフト名古屋」閉店

名古屋の繁華街「栄」エリアにあるナディアパーク内のテナント「ロフト名古屋」が、今年6月末をもって27年余りの営業に幕を下ろすとの報道がありました。

ナディアパークは、12階建ての「デザインセンタービル」と23階建ての「ビジネスセンタービル」のツインビルとそれらを繋ぐアトリウムで構成される複合施設となっており、「ビジネスセンタービル」は、地下1階~7階までが商業施設、8階~23階までがオフィスで構成され、「ロフト名古屋」は、その1階~5階で営業しています。

地下1階と7階は既に閉鎖されており、「ロフト名古屋」の閉店後は、6階の一部店舗を除き空き区画となります。
オンライン消費が増加している中、高い賃料を出し出店する業種は、なかなか思い浮かびません。
1階~5階の貸床面積だけでも約7,400㎡(2238.5坪)あるとのことで、空き区画を全て一括して貸すのか、フロアごとや細かく区分けして貸すのか、今後の動向には注目したいと思います。
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