10月1日、名古屋城の近くに「エスパシオ ナゴヤキャッスル」〔名古屋市西区〕が開業しました。今後、名古屋市内では栄地区で三菱地所等が2026年の完成を目指し複合高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」内にヒルトンの高級ホテル「コンラッド名古屋」を開業、名駅地区で名古屋鉄道が大規模再開発に取り組み、高級ホテル「アンダーズ」を誘致するとしています。
名古屋市は愛知県と連携し「高級ホテル立地促進事業費補助金(最大20億円)」制度(2020年4月から2022年3月までの申請受付)を設けていたことが高級ホテル誘致に奏功したといえます。また、2025年10月17日から当該補助金の申請受付が再開されました。
もともと名古屋市は国内外から人を呼び込む機運が本格化していないエリアと見られていましたが、高級ホテルの開業や大規模施設「IGアリーナ」や「(仮称)名古屋アリーナ」の計画が相次ぎ、名古屋市は新たな交流や経済活動の拠点となるチャンスを迎えているため、今後の動向には注目し見ていきたいと思います。


