2022年11月1日に愛知県長久手市の愛・地球博記念公園にジブリパークがオープンします。

在名のテレビ局ではローカル番組で連日ジブリパーク開業の特集を組み、テレビCMも流されていて、目前に迫ったオープンに向け地元のボルテージは上がっていますが、懸念されている点もあります。

そのなかの一つが「藤が丘駅問題」が再発するのではないかという懸念です。

この「藤が丘駅問題」ですが、2005年に愛・地球博(愛知万博)が開催された際、万博会場への乗換駅である藤が丘駅で地下鉄東山線と愛知高速交通(リニモ)との輸送力の差から、同駅で多数の積み残しが発生、多くの人が駅に滞留してしまったというものです。

今回のジブリパークの開業により同じ問題が再発するのではないかということがいわれています。

しかし、個人的には「藤が丘駅問題」はあまり起こらないような気がします。

理由としては、ジブリパークは日時指定の事前予約制で、一日の来場者の上限が決まっているためです。

むしろ、懸念すべきは愛・地球博記念公園に向かう道路の渋滞激化ではないでしょうか。沿道にはイケアやイオンモールなどがあり、休日ともなれば激しい渋滞がすでに起きているところに今回のジブリパークの開業です。

ジブリパークの整備を行っている愛知県は自家用車での来場をできる限り避けてほしい旨呼びかけていますが、普段自動車使用ばかりで、電車に乗ることがほとんどない人も多い土地柄で、なかなか難しいのではないでしょうか。

ジブリパークのCMや広告は「ゆっくりきて下さい」と謳っています。たしかに焦らずに“ゆっくり”いくのがよさそうです。