電線を地中に埋設し、電柱をなくす、“無電柱化”ついて、以前から国土交通省などが推進してきましたが、http://www.mlit.go.jp/road/road/traffic/chicyuka/
昨年12月に、無電柱化推進法が成立となるなど、本格的に広がりそうです。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/192/meisai/m19205192009.htm

無電柱化は、不動産業界に大きな影響を与えそうです。

例えば、一戸建ての敷地の前に電柱があれば、車の出入りなどに影響が出ます。
マンションでは、バルコニーの目の前に電線が通っていれば、
バルコニーから見える美しい景色が台無しになります。
狭い道路では、電柱が通行の妨げとなる場合があります。

電柱や電線は、車の出入りや、ベランダから見える風景などに影響を及ぼします。
電柱による影響は、不動産の価格に反映されます。
電柱が無くなれば、電柱の位置を気にすることなく建物が建てられますし、マンションでは、電線の影響で価格が下がることも無くなるはずです。

また、電柱が無くなれば、
大地震が発生した際、電柱が連なって倒れ、緊急車両の進入を阻むことはなくなります。

無電柱化が進むことにより、いろいろなメリットを享受できそうです。

今のところ、全国でも無電柱化となっているところは、ほとんどないようです。
予算などの問題もあると思いますが、個人的には、無電柱化が進むことを期待しています。