私どもが営業している愛知県では、今年の11月11日に日本発のジェット旅客機である
MRJが初飛行を遂げるなど、物づくりに関するホットなニュースが続いています。
それにともない、当社には物づくりに関連した物流施設や工場用地等を探されているお客様からのご依頼が増えてきています。
ただし、それらのご要望にこたえるには多くのハードルがあります。その中の一つに用途地域の問題があります。
市街化区域の場合、12種類の用途地域が指定されていますが、工場の建設用地を探す場合、一定規模(作業場の床面積の合計が150㎡を超える)の工場が建築できるのは、準工業地域、工業地域、工業専用地域に限られるため、面積等の問題をクリアしたとしても広い地域から土地を探すことができません。
また、準工業地域、工業地域では住宅の建築も可能であるため、工場が閉鎖され住宅が建築されている地域もあります。工場では物を加工するときや、機械が作動する際には、一定の音が発生するなどの問題があります。工場経営者は、近隣に迷惑をかけないように、近隣に住宅が建っている地域は避けますので、工場を建築できるのは、それらの用途地域内でも限られた地域になります。
ご案内ができるだけの工場用地が市場にあれば。。。と思うこの頃です。