重要なニュースが掲載される、日本経済新聞の一面。
実は、不動産に関するデータも掲載されています。
それは、長期金利(10年国債利回り)です。
長期金利は、住宅ローンの金利(長期固定金利)に影響を与えます。
長期金利は、日銀によるマイナス金利政策により、徐々に下がってはいましたが、イギリスの欧州連合離脱問題の影響により世界経済が混乱したことで、安全資産とされる日本の円や国債が買われるなど、平成28年7.8月の長期金利は、大幅に下がり、過去最低を更新していました。
そのため、 平成28年8月のフラット35(借入期間21年以上35年以下、融資率9割以下)の金融機関取扱最低金利は0.90%となりました。また、民間の金融機関でも、三井住友信託銀行が、30年固定の最優遇金利を0.75%とするなど、いずれも過去最低を更新する結果となりました。
さて、現時点の長期金利は、先月(7月)に比べ上昇しており、この状況がつづけば、 平成28年9月の住宅ローンの金利はあがりそうです。
過去最低
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